ネルドリップで香り高く。
お越し下さってありがとうございます。蒸し暑いものの、少し風が吹くと爽やかに感じられるシンガポールの朝です。
休日の朝は自宅でハンドドリップのコーヒーを楽しんでいるのですが、いつもはペーパードリップ。最近は世界中でサードウウェーブとかいう流行りがあるようですね。実はあんまりよくわかってない笑
これを読むと、私はずっとスペシャリティコーヒーを提供してきたので、サードウウェーブはその一部なんだそうですが、コーヒー豆のトレーサビリティに関しては良いことだとは思うんですが、なんだろう、妙にシャビシャビ(名古屋弁)に抽出してるように思えるし、焙煎もなんだか中途半端な感じがするのですが、私だけだろうか...
ま、それは置いといて、こちらにきてから初めて?の久々のネルドリップをやることに。それくらいヒマです、今日は。
棚に眠っていただいぶ昔の道具を引っ張り出します。
今でもあるかな?このタイプ。
あった、あった!まだ変わらず売ってますね。廃盤かと思ってたw
初めて下ろすフィルターは煮沸後水につけてから絞ってセット。
フィルターは裏返しの状態でリングにセットします。
挽いたコーヒー豆を入れます。1人前だからすっごく少ないですね。良い豆はプンプンいい香りがあたりに漂います。それもいいコーヒーの証。
画像から香りが出たらいいのに...
お湯を少しタラタラと入れると、新鮮なコーヒーならプーっと膨らむ。これを見るのが好きで、ハンドドリップをしてるところもあります。笑 なんか生きてるなーって感じで。炭酸ガスが出ているだけなんですけどね。
少し蒸らしたら、それでもやはりドバドバとお湯を注がずに、ゆっくり抽出していきます。布にお湯をかけないように...
はい、自分用にはいりました。正確に入れたい方は、好みの湯量になるまで秤にデキャンタやカップを乗せて計量しながらがいいかもしれませんが、私は勘でいいや。濃い目に出たら、お湯を足してもいいのです。
バリ土産のカップに入れていただきます。
同じ豆でもペーパーで淹れたのとはまろやかさが違います。正直、淹れ方自体でコーヒーの味は随分違ってくるのですが、マシーンならマシーン、みんな自分の定番の入れ方以外はあまり試さないですよね。おヒマがあれば、一度実験してみてください。結構条件で味は違うものです。器具、お湯の温度、淹れるスピード...
実験にはいい豆を使うことも重要。できれば焙煎後間もないもの(何ヶ月も経っていない)がオススメです。スーパーとかにはあまりないかもしれない。。。できれば専門店で。今はウェブで買えますから、お好みのお店を探すのも楽しいですよね。私も今シンガポールで豆探しまだやってます。実はなかなかいいものがない...
なので、日本のこちらの豆を定番に、シンガポールのロースターでも試し買いしつつやっております。
今日の豆はこちら。
以前、店で仕入れていたものです。これは深煎りなのですが、ドリップでもまろやかで香り高く、アイスコーヒーにしても、ラテなどにしても私的に最高です。
堀口コーヒーさんは、ブレンドの豆には番号はついてわかりやすいのですが、私は3番、7番、8番が好きです。(と言ってもわかりませんよね。ぜひリンクをのぞいてみてください。)コーヒーも奥が深くて面白いです。
今、ブログを書きながら冷めたコーヒー飲んでますが、やっぱり良い豆を丁寧に焙煎したものは冷めても美味しいんですよ。コーヒーもやっぱりクオリティです。興味が湧いた方は、ぜひその辺、こだわってみてくださいね。
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